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意外と知らない?WiMAXとポケットWi-Fiの違いについて解説!

ポケットWi-FiとWiMAX

コンパクトな端末があれば、手軽にインターネット通信ができるWiMAXとポケットWi-Fi。

その便利さから人気が高まっていますが、この2つの違いが分からないという人も多いはず。

この記事ではWiMAXとポケットWi-Fiの違いについて、

  • 通信速度や電波について
  • 料金プランやプロバイダ
  • 使用している端末の違い

などの点からこのふたつを比較して解説していきます。

WiMAXとポケットWi-Fiは運営会社が違う

そもそもWiMAXとポケットWi-Fiは、販売・運営している会社が異なります。

UQ WiMAXはテレビCMでもお馴染みのUQコミュニケーションズ株式会社が運営しています。

UQコミュニケーションズはKDDIのグループ会社でUQ WiMAXではモバイルルーターをメインに、UQ Mobileでは格安SIMやスマホを中心にサービスを展開しています。

ポケットWi-Fiはソフトバンク系列のY!Mobileが提供するモバイルルーターのことを意味します。

元々、ポケットWi-FiはY!Mobileの登録商標でしたがこの名称が広く知られるようになった結果、他社の製品をポケットWi-Fiと呼ばれることもありますが正確ではありません。

使われている電波も違う

モバイルルーターはスマホや携帯電話のように、基地局から電波をキャッチしてインターネット接続をする仕組みです。

この電波にもそれぞれの違いがあります。

WiMAXは正式名称を「Worldwide Interoperability for Microwave Access」と言い、モバイル端末向けの無線電波の規格のひとつ。

日本ではKDDIが2000年代初頭に実証実験に成功しました、2009年のサービス開始当初は最大速度が下り40Mbps、上り10Mbps でした。

その後スマホが爆発的に普及したこともあり、よりハイスピードな通信ができる「WiMAX2+」という新しい規格が誕生し、現在に至るまでこちらがメインに使われています。

2019年4月現在、WiMAX2+最大通信スピードは下り 558Mbps、上り75Mbps となっています。
au 4G LTEを組み合わせたハイスピードプラスエリアモードで有線接続時は 1.2Gbps を記録しています。

WiMAXで使われている電波は周波数が高く、直進する特徴を持っています。

繋がりやすい環境なら大きなデータをハイスピードでやりとりできるメリットがあるのですが、障害物があると跳ね返されやすく接続が不安定になるデメリットもあります。

この欠点を補うためにUQ WiMAXは通信に複数のアンテナを使ったり、ルーターの受信感度を上げるなどして接続の安定性を高めています。

アンテナ基地局の増設も勧められていますが、都市部を中心に行われているためか郊外や離島などではWiMAXに接続できないエリアも。

一方で、ポケットWi-FiはソフトバンクのLTE回線を利用しています。

LTE回線はLong Term Evolution の頭文字をとった略称で、スマホにも使われている通信規格です。

ソフトバンクの4G LTE回線は最大通信速度612Mbps(下り) でうねうねと曲線を描きながら進む低周波電波で、障害物にも強いという特性を持っています。

また対応エリアも広く、WiMAXの電波が届きにくい地域や離島などでも接続できるのが大きなメリットです。

料金プランや申し込み窓口にも違いが

WiMAXとポケットWi-Fiは、料金プランや申し込み窓口などについても異なるポイントがあります。

WiMAXとポケットWi-Fiの料金プランを比較

WiMAXとポケットWi-Fiの料金プランは、このようになっています。

サービス名 通常プラン 使い放題プラン 特徴
WiMAX 月額3,696円 月額4,380円 ・WiMAX2+回線の他に、au 4G LTE も利用可能
・3日間で10GB以上利用すると一時的な通信制限あり
ポケットWi-Fi 月額3,696円 月額4,380円
(通常プランにアドバンスモード/680円)
・使い放題プランの場合、通信制限の規定なし

WiMAXの通信制限は混雑緩和の目的で、 3日で10GB と上限が決められています、
ただ、制限は翌日の夜間(18時〜翌2時まで)とごく短期間で、制限後の速度は1〜3Mbpsと日常的な使用であれば問題ありません。

ただ、注意して欲しいのがオプションで使えるau 4G LTE回線です。
使い放題のプランを契約していても、LTE回線は月間7GBまでの上限が設けられています。

この上限を超えてしまうと、その月はずっと128Kbpsの低速通信に切り替わります。

Y!mobileには特に通信制限の規定はないので、使い放題のオプションを付けていればデータ量を気にする必要はありません。

しかし、混雑状況によっては通信が遅くなることもあるようです。

WiMAXとポケットWi-Fiどちらも通常プランは月間のデータ使用上限は7GBで、この上限を超えてしまうと低速通信(128Kbps)に切り替わります。

WiMAXはプロバイダがたくさんあるのが特徴

WiMAXならではの特徴として、申し込み窓口となるプロバイダが豊富にあることが挙げられます。
30社近いプロバイダがあるので、キャンペーンの内容も実に多種多様です。

プロバイダを利用するメリットには、

  • キャンペーンが利用できる
  • 公式よりも安く使える
  • 端末代金がかからない

などがありますね。

キャンペーンはプロバイダによって変わりますが、

  • キャッシュバック
  • 月額料金割引
  • 商品券で還元
  • タブレットやパソコン等プレゼント

の場合が多いです。
中には30,000円以上のキャッシュバックや、毎月1,000円以上の割引が利用できるところも。

ポケットWi-Fiの場合は申し込み窓口はY Mobile公式や、ソフトバンク、家電量販店などがありますがいずれも派手なキャンペーンは行なっていないようです。

WiMAXとポケットWi-Fiの最新端末のスペックを比べてみた

WiMAXとポケットWi-Fiの最新ルーターのスペックを比較してみました。

WiMAX Speed Wi-Fi NEXT W06

WiMAX w06
端末名 Speed Wi-Fi NEXT W06
メーカー HUAWEI
発売日 2019年1月25日
最大通信速度 下り558Mbps
上り75Mbps
サイズ 幅128×高さ64×奥行き11.9mm
重さ 125g
同時接続数 16台
通信可能時間 約7時間〜11時間

Y!mobile 601HW

Y!mobile 601HW
端末名 Y!mobile 601HW
メーカー HUAWEI
発売日 2017年3月17日
最大通信速度 612Mbps
サイズ 幅109.9×高さ65.1×厚さ15.5mm
重さ 135g
同時接続数 14台
通信可能時間 約6時間〜8時間

と、このような差があることが分かりました。
どちらもHUAWEIが作っている端末ですが、発売時期が2年ほど違うので性能やスペックはWiMAXのSpeed Wi-Fi NEXT W06に分がありますね。

まとめ

この記事では、WiMAXとポケットWi-Fiの違いについて解説いたしました。

・WiMAXとポケットWi-Fiは運営会社や電波が違う
・高速通信ができるのはWiMAX、安定した通信ができるのはポケットWi-Fi
・WiMAXはプロバイダのキャンペーンが利用できる

ということが分かりました。
それぞれ特性があるので、自分にあったモバイルルーターをチョイスしてくださいね。