豆知識

スマホの寿命を延ばすには~耐用年数と買い替えのタイミング~

スマホの耐用年数はだいたい4、5年。

何年も使い続けていると、「そろそろ寿命かな?」と感じることが増えてくると思います。

そこで今回は、できる限り同じスマホを使い続けるための秘訣と、機種やキャリアの変更をするベストな時期をお教えしましょう。

精密機器の例に漏れず、スマホは色々な要因が故障につながるデリケートな道具です。

水没や、落下による衝撃。

そして何より、スマホ自体の寿命。

正しい扱いを心がけ、大切に使い続けていれば耐用年数は長くなります。

とはいえ、寿命が来ることを回避するのは不可能です。

寿命が来てしまった機械はもう修理しても意味がありませんので、新しく別のスマホを買うほかないのです。

スマホの耐用年数は4、5年が一応の目安です。

だからといって、ピッタリその時期に壊れるというわけではありません。

時には1年も経たずして起動すらしなくなるケースもザラなのです。

寿命が近付きつつあるスマホは、色々なシグナルを発して私たちに警告します。

それをしっかり受け取り、買い替えとデータの引き継ぎを余裕を持って行えるようにしてください。

スマホに寿命が迫るとどんな不具合が起こるようになるか


寿命が近付きつつあるスマホには、大小様々な障害が次々に出てきます。

先ほども言ったように、スマホは精密機器。

そうである以上、買ったばかりの時に初期不良ですぐ壊れてしまう可能性はゼロではありません。

そして初期不良がなくても、寿命が間近になりつつあるとやはり同様の不具合が発生するのです。

寿命が近いというサインとはいったいどんなものか。

それを熟知していれば、今のスマホが完全に使えなくなる前に、余裕を持って買い替えることができます。

スマホの寿命のサインには多くの種類があります。

この中から、今みなさんが使っているスマホに同じ症状が見られるかどうか、1つ1つ確かめてみてください。

ボタンを押してもなかなか反応しない

スマホ本体のボタンがあまり反応しなくなるのは非常に多いケースです。

原因は内蔵のバッテリーのパワーが落ちてきていること。

スマホを操作するのに充分な量のエネルギーを回すことが難しいというわけです。

とはいえ、必ずしも「寿命が近い=ボタンが反応しない」ではありません。

単にボタンのみの故障という可能性もあります。

それなら対処はボタンの修理だけでOKです。

スマホの寿命とボタンの不調との因果関係に気が付くのは、なかなか難易度が高いでしょう。

しかし寿命を疑うきっかけにはなります。

ボタンを押した時の感触に違和感はないのに画面の反応が鈍い、というケースはまさに典型的と言えます。

ダウンロードに時間がかかる

マシンパワーは耐用年数が近付くにつれてだんだん落ちてきます。

そうなると高速のネット回線でも通信速度が遅くなってしまいます。

ただし通信速度は接続している時の環境でも変わってきます。

普段と全く同じ環境で使っているのにダウンロードが目に見えて遅くなった、というのなら、まずはスマホの方の問題を疑ってみてください。

ただし、家の外でフリーWiFiを使っている時に回線が遅いと感じた時は、単に電波の状況が良くないことも考えられます。

その場合はスマホの不調と間違えないように気を付けましょう。

勝手に強制終了される

ネットサーフィンやアプリの使用中によくフリーズしたり強制終了したりするようになったなら、寿命が近付いていると思っていいでしょう。

ネットへの接続は、スマホにとってはなかなかの負荷です。

寿命が近いとそうした負荷を許容できず、動作が鈍くなるのです。
とはいえこれもまた、メモリの容量が少なくなってきているという別の原因から来ていることもあります。

ネットサーフィンやアプリの利用を快適に行うには充分な空き容量が必要となります。

容量が限界に近付きつつあったら、使わないアプリや必要のないデータを消してください。

その上で改めて、スマホがちゃんと動くかを確かめるのです。

よく再起動するようになる

フリーズや強制終了のほか、勝手に再起動する回数も多くなります。

気を付けるべきは、あまりにも再起動が頻繁に行われる時には内部の基板が故障している可能性があるという点です。

一応は動くからと安心して使っていると、ある日いきなり全く動かなくなるということも充分にありえます。

修理に出すにしても別のスマホを買うにしても、早期に行動するのが大事です。

一般的なスマホの耐用年数

適切な使用方法を守って、大事にしていれば、その分スマホは長く動き続けてくれます。

スマホの寿命は使用方法いかんでかなり変わるのです。

とはいえ、どう使うにせよ寿命を無くすのは不可能。

一般的なスマホの寿命を知っておくことで、だいたいあとどれくらいもつかという見当をつけることが可能です。

気を付けてほしいのが、本体と内蔵のバッテリーとでそれぞれ耐用年数が異なるという点です。

この点はしっかり頭にとどめておいてください。

本体はだいたい4年から5年ほど

通常、スマホ本体は4、5年ほどは使えます。

丁寧な扱いを心がければもう少し延ばすこともできるでしょう。

一般的にスマホをキャリア契約する際、期間は2年区切りであることがほとんど。

順当に行けば、2度目の契約更新が来る時期まではちゃんと動いているはず。

いずれにせよ最初の契約期間である2年の間はほぼ確実に問題ありません。

もし最初の2年の間に何かしらの不調が表れたのなら、原因は正しい使用方法を守っていなかったことか、あるいは初期不良やその他の外的要因だと考えられます。

内蔵のバッテリーは1年もたないことも

前述の通り、本体の方はそこそこ長期間使えます。

しかしバッテリーの寿命はそれよりも短く、だいたい2年ほど。

時には1年すらもちません。

ダウンロードにかかる時間が長すぎたり、頻繁に強制終了したりする時は、バッテリーの方が寿命を迎えつつある可能性が大。

スマホの不調となると、まず本体に問題があると考えてしまう場合が多いでしょう。

しかし、バッテリーが駄目になっているケースもある、というのは頭の隅にとどめておくべきです。

問題があるのがバッテリーのみの時は、バッテリーを換えるだけでまた快適に使えるようになります。

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スマホの寿命を縮める行為

充電縮める

スマホの寿命に一応の目安があるとはいえ、使用方法や環境によって当然幅は出ます。
時には1年ちょっと変わる場合もあるのです。

正しい使用方法を守ることがどんなに大事なのかが分かるでしょう。

自分のスマホの使い方を振り返り、寿命の短縮につながる行為をやっていないかどうか確かめてください。

過充電

スマホの寿命は、主に充電と放電によって消費されます。

充電するだけで寿命が近付くのなら、充電をしすぎるのは当然良くない行為と言えます。

100%充電済のスマホをコンセントに繋ぎっぱなしにしておくとバッテリーに負荷がかかってしまいます。

これを防ぐために、充電は100%よりも少し手前でやめておくのが無難です。

高温の環境下に放置する

高温にさらされ続けたバッテリーには大きな負荷がかかります。
とりわけ、夏の時期は気を付けなければなりません。

暑い外で使い続ければ、やがてバッテリーが熱くなりすぎて損傷してしまうのです。

建物の外だけでなく、中でも注意が必要です。

いずれにせよスマホが熱くなりすぎればその分寿命が縮みます。

使用と保管は適正な温度のもとで行ってください。

温度は低すぎても問題です。

低温環境下では起動するために必要な電力が増え、バッテリーにかかる負担も大きくなります。

スマホの使用時は、極端な高温・低温下を避けてください。

ずっと充電しないでおく

先ほども言ったように、過充電は良くありません。

しかし逆に、ずっと充電せずにおいて過放電状態になると、またしてもスマホの寿命が縮んでしまいます。

電池残量が0%になった際にバッテリーにかかる負荷は重大です。

完全な0%の状態から起動するまでには大量の電力を消費しなければなりません。

充電は必ず電池残量が0%になる前に行い、バッテリーへの負担を軽減してください。

水をかける

電子機器なら当たり前のことです。

絶対に水をかけたり水没させたりしてはいけません。

十中八九壊れてしまいます。

万が一壊れなかった場合でも、間違いなく内部に損傷が残ります。

風呂場や台所といった水回りでは使わないよう心がけるのは基本ですが、そのほかの場所でも水には常に気を付けてください。

直接水がかかるような環境でなくても、湿度が極めて高いところでは結露によって水没する危険性があります。

くれぐれも気を付けましょう。

強い衝撃を加える

スマホの弱点の1つが、外からの強い衝撃です。

手を滑らせて硬い地面に何度もぶつけてしまえば、寿命を縮めることに繋がります。

衝撃で画面の液晶にヒビが入るというのが一番分かりやすい損傷です。

しかし同時にスマホ内部の目に見えない箇所が傷ついているケースも多いのです。

特に基盤へのダメージは致命的なので要注意。

スマホはなるべく優しく、大事に扱ってください。

使いながら充電を行う

バッテリーには、放電と充電の際に負荷がかかります。

充電中のスマホの操作は推奨されません。

もし操作すればバッテリーが即座に高温状態になり、重大な負担がかかることになるのです。

バッテリーの寿命は充電中にも削られていますので、充電している時にスマホを使うのは避けてください。

同じスマホを可能な限り長く使うために

同じスマホを使う

スマホは使用方法によって寿命の長さが変化します。

適正な使用方法を守れば長く使い続けられるのです。

1つのスマホを長期間使えば、買い替えの費用も浮かせられます。

スマホの寿命はちょっとしたことで延ばせます。

次に解説することを、今日から早速実践してみてください。

充電回数を抑える

バッテリーは充電を頻繁に行うとどんどん消耗してしまいます。

ですから充電の頻度は極力抑えるべきです。

頻度を抑えるためには、電池の減りを小さくするのが重要です。

不要な常駐アプリを消したり、バックライトを暗くしたりすることで電池の消耗を抑えられます。

また、電池がちょっと消費されただけですぐに充電するのはやめましょう。

しかし先ほども言ったように、0%まで使い切ってしまうと逆効果。

だいたい残り20%程度になったら充電を始めます。

100%近くなったら、今度は充電しすぎないようにすぐコンセントから抜いてください。

自動アップデート機能をオフにする

OSやアプリの自動更新機能は、いちいち自分の手で1つ1つ更新する手間がなくて便利です。

しかしバックグラウンドで動作するシステムが多いと、やはり寿命が短くなってしまいます。

多少面倒でも手動更新に設定しておけば、スマホのタスクが小さくなって寿命も伸びるのです。

高温の状態で放置しない

スマホの温度には常に気を遣いましょう。

真夏の炎天下、窓を閉めきった車内に置きっぱなしにするなど論外。

いつもバッグに入れて携帯しておきましょう。

ポケットに入れておく人も多いと思いますが、暑い時期には体温で熱くなってしまいますので、できれば体に触れない形で持ち歩いてください。

大切に、優しく使う

当たり前ですが、1つのものを長く使いたいのなら、大切に、優しく使うべきです。

いつもその辺に放り投げたり高いところから落としたり、ぞんざいな扱いをするとすぐボロボロになってしまいます。

カバーを取り付けて、衝撃から守りましょう。

万全を期すなら衝撃吸収型がおすすめ。

充電器はスマホと同じメーカーの純正品を使う

充電器のメーカーも重要です。

スマホと同一メーカーの純正品が、一番バッテリーに負荷をかけずに充電できます。

異なるメーカーの製品でも充電自体は可能です。

しかしバッテリーとの相性が良くないので純正品よりずっと大きな負荷がかかるのです。

急速充電器は非常時にすぐマックスまで充電できて非常に便利ですが、その分バッテリーにかかる負荷が大きいので利用はあくまでほどほどに。

普段の充電は同一メーカーの純正品で、緩やかに行うのが一番です。

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寿命が近付きつつある時に気を付けること

どんな対策をしようとも、スマホの寿命を無くすのは結局のところ不可能。

「そろそろ寿命かな?」と思ったら、今のスマホがまだちゃんと動くうちに乗り換える機種を探しましょう。

とはいえ次のスマホを選ぶだけでは対策は不充分です。

寿命が来たスマホは多くの場合、前触れもなく一切起動できなくなってしまいます。

いつその時が来てもいいように、ちゃんと備えておく必要があるのです。

こまめにバックアップを取る

スマホの寿命が近いことを感じ取ったら、PCやSDカード、あるいはクラウドにデータをバックアップしておきましょう。

普通の故障なら直せばまだ可能性はあります。

ですが寿命を迎えたスマホからデータを取り出すことは困難ですので、事前のバックアップはとても重要です。

スマホに大切なデータを保存している人は、こまめにバックアップを取りましょう。

契約中の保証サービスについて調べておく

スマホの契約は多くの場合保証サービスとセットです。

耐用年数が間近に迫ってきたら、契約に保証サービスが付いているか、付いているなら内容はどのようなものかを確かめておきましょう。

起動できなくなったからといって、スマホを即座に手放してはいけません。

保証サービスの内容いかんでは、0円で新しい本体と取り替えられる場合もあるからです。

それでなくともスマホはリサイクル可な電子機器なのです。

相談して引き取ってもらえば直してもらえたり、時には代わりに新しいスマホをもらえたりもします。

保証サービス代も月々のスマホ料金のうちなわけですので、積極的に利用しないと損です。

保証の条件と内容はちゃんと頭に入れておいてください。

各種パスワードを控えておく

スマホに通販サイトやネットバンキングなどのパスワードを記録している人は、別の場所に控えておいてください。

スマホが動かなくなって、覚えていたパスワードも忘れてしまえば、全部再設定する羽目になります。

バックアップをクラウドに記録していた場合、ログイン時にパスワードを求められます。

この時にパスワードを思い出せなければ、せっかくバックアップしておいたデータが復元できなくなります。

いまやパスワードがあらゆる場所で求められる時代です。

膨大な数のパスワードを全て暗記するのを早々に諦め、パスワードマネージャーに頼る道を選ぶ人は多いはず。

使っているパスワード全部を控えるのはさすがに大変だと思いますので、最低限絶対に必要と感じるもののみをメモし、スマホの故障に備えておいてください

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スマホを正しく、長く使えるようにしよう

スマホの寿命は、使用方法により1年近くの幅が出ます。

ちょっとした行動に気を付けるだけで長く使えるのです。

それでも耐用年数が近付くと多くの不具合が出ます。

これらのシグナルを見逃さず、いつか必ず来る寿命への備えをしっかり行ってください。

寿命を迎えたスマホはほとんどの場合修理不可能。

そうなると中に保存したデータも二度と復元できません。

いくら対策をしても寿命は必ず来てしまいますので、備えはしっかりしておきましょう。

重要なのは適切な使用方法を守って可能な限り長持ちさせ、その上でいつ寿命が来てもいい
ように入念な準備を行っておくことです。