モバイルルーター

ホームゲートウェイの用途は?ルーターとどこが違う?

「ホームゲートウェイとはいったい何なのか?」

「レンタルしなければ使えないのか?」

そういうことを詳しく知りたい人はたくさんいらっしゃることと思います。

光回線に必要な周辺機器は、設定に当たって専門知識を求められることが多いのが困りもの。

ネットで情報を探した所で、出てくるのは専門用語が満載の解説ばかり。

1つの専門用語の意味を調べたら解説の中にまた別の専門用語が出てくるというケースもしょっちゅうです。

全部を理解しようとすれば相当な時間が必要になると思います。

今回はそんな人たちのために、ホームゲートウェイの基礎知識をかいつまんで教えます。
ぜひお付き合い下さい。

ホームゲートウェイの用途と、ルーターとの相違点

相違点
「そもそもホームゲートウェイは何に使うのか?」「ルーターとの相違点は?」といった、根本的なことを3点解説しましょう。

ホームゲートウェイとは何?

ざっくり言うと、「ルーターの中でもひかり電話の受信が可能な機種」をホームゲートウェイと呼ぶのです。

ひかり電話はIP電話の一種。

通話の際、従来の電話回線とは違う光回線を使うのです。

「auひかり」や「フレッツ光」といった光回線の契約を結んだ際、大抵オプションで付与されます。

光回線及びひかり電話の契約を同時に行うと、ルーターのみだと電話を使うのが不可能です。

なので、ホームゲートウェイをプロバイダから借りる必要が出てくるわけですね。

ホームゲートウェイにはいくつか種類が存在します。

1台で「ルーター」「モデム・ONU」「ひかり電話」の機能を備えた機種から、FAXも可能な「VoIP」という通信機能があるものまで。

必要に合わせて使い分けることができます。

機能は大きく分けて2つ

ホームゲートウェイの役割は「ルーター」と「ひかり電話を受信する」の2つがメイン。

ルーター

ルーター
光回線に繋いだ際、「IPアドレス」が与えられます。

これは言うなれば住所。

ネット通信で情報を送ったり受け取ったりするのに必要なものです。

IPアドレスで自分のPCがネットのどこにあるのかを示すことにより、メールやファイルのやり取りができるわけですね。

ただ問題なのは、2台以上の端末を1つの回線に繋げたい時。

原則、1回線に割り当てられるIPアドレスは1つのみとされているのです。

これだと住所の付与を複数の端末に対して行うのが不可能となってしまいます。

ですが、ホームゲートウェイのルーター機能を使えば、この問題にも対処が可能。

ホームゲートウェイを介し光回線と端末を接続して、それぞれの端末に「ローカルIPアドレス」を発行します。

集合住宅に例えると「IPアドレス=集合住宅そのものの住所」で、「ローカルIPアドレス=集合住宅の〇〇号室」。

集合住宅に住む誰かに郵便物を届ける際に建物自体の住所(IPアドレス)だけ知らされても、どの部屋に届ければいいのかは分かりません。

ですが届け先の部屋番号(ローカルIPアドレス)が分かっていれば、ちゃんと郵便物を相手に渡すことができるわけですね。

ホームゲートウェイと接続している端末全てに個別のローカルIPアドレスを割り当てることにより、複数の端末に対し光回線が1つだけでも、データのやり取りを正しくできます。

ひかり電話

従来の電話回線と光回線とでは、通信方式が別です。

どうしてかと言えば、元々光回線はネット通信に必要な情報の送受信が目的であるためです。

光回線経由で来る情報をホームゲートウェイが変換し、電話回線用の通信方式にすることにより、電話ができるようになります。

ルーターとの相違点

「ひかり電話を受信できるか否か」がそれぞれの大きな相違点。

普通のルーターでひかり電話を使うことはできませんが、ホームゲートウェイであれば可能なのです。

よって、ひかり電話と光回線の契約を同時に結んだ場合、ホームゲートウェイの設置も一緒に行う必要があります。

ひかり電話を使わないのであれば、普通のルーターで充分。

ホームゲートウェイの設定はどうやればいい?

設定
大抵は業者の人が光回線の工事を行うのと同じタイミングでホームゲートウェイの設定もやってくれます。

というわけで、基本的には自分でやらずともOK。

ただし、一度抜いた配線をどこに繋ぎ直せばいいのか分からない時には自分で調べなければなりません。

配線のやり方についてはフレッツ光の公式サイトの解説が理解しやすくておすすめ。

ホームゲートウェイは買わなければならない?

疑問
普通、ホームゲートウェイはプロバイダから借りて使います。

ひかり電話と同時にレンタルの契約も行う形ですね。

フレッツ光を例に挙げると、レンタル代は以下の通り。

■無線LANカード:月額100円
■低価格プラン(契約期間は原則2年以上):月額250円
■標準プラン:月額450円

時には、安価なホームゲートウェイがオークションサイトやフリマアプリなどで出品されています。

このような中古品を求めるのは、光回線がもうある集合住宅でホームゲートウェイを使いたい人です。

設置を全て自分で行えば業者にお金を払う必要がありません。

そういう、工事費を節約したい人に需要があるわけです。

確かにお金は浮きますが、故障時に替えがきかないというデメリットも。

新たに別の製品を買う羽目になれば、結局業者にお願いした場合より高く付いてしまうかもしれません。

それ以前に、自分では正しく設置ができない可能性もあるでしょう。

なのでよほどのことがない限り業者に頼むのが無難と言えます。

ホームゲートウェイのQ&A

Q. 交換は何年おきに必要となる? 交換の際の費用はどれくらい?

A. ホームゲートウェイは同じものを10年以上使い続けられるそうです。実際、「寿命で壊れた」という報告は少数。万が一故障してもプロバイダに連絡すれば交換を行ってもらえるので大丈夫。その際に料金は一切発生しません。

Q. ちゃんと動作しなくなった時の対処法は?

A. 「もしかして故障?」と思ってもすぐにはプロバイダに連絡しないように。本体の電源を切り、10秒後に再起動を行ってください。そうすれば大抵は再び正常に戻ります。再起動後もちゃんと動かなかったり、長期に渡って動作が不安定だったりした時はプロバイダのカスタマーサポートに連絡しましょう。新しいものと取り替えてくれます。

Q. 本体の「ONUランプ」がずっと明滅を続けている。どこかに不具合が?

A. 十中八九、故障のサインと見て良いでしょう。電源を切って10秒後に再起動し、それでも明滅が続くようならプロバイダのカスタマーサポートで相談してください。

まとめ

■ひかり電話の利用が可能なルーターをホームゲートウェイと呼ぶ
■「ひかり電話ができるか否か」がホームゲートウェイとルーターの相違点
■基本、ホームゲートウェイはプロバイダから借りて使う

ホームゲートウェイが何なのか、そしてルーターとは何が異なるのかをご理解いただけたかと思います。

ルーターの中でもひかり電話が可能なのがホームゲートウェイ。

電話の音声が光回線を通じて送信されてきた時、通信方式を変換し、電話回線でも使えるようにします。

それからルーターのように、接続されている端末に個別のローカルIPアドレスを振り分ける機能も備えています。

ルーターとの相違点としては、「ひかり電話が利用可能か否か」が挙げられます。

普通ならはプロバイダから借りて使いますが、オークションサイトやフリマアプリなどで中古品を買うという手もあります。

ですが、レンタルなら故障時はプロバイダの手厚いサポートが受けられますし、本体の交換が必要になっても料金は発生しません。

そもそも月ごとのレンタル代がそこまで高いわけでもないため、中古品を安く買うくらいならレンタルの方が総合的に見るとお得でしょう。